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2024.08.27 update...

2024 Autumn Pickup 3Brands ~Fashion, Journey, Travel, Sports, Outdoor and Daily Life~ – 廣島眼鏡店

#COLLECTION FAIR コレクション フェア#SUNGLASSES サングラス

こんにちは、広島八丁堀 廣島眼鏡店でございます。

 

まだまだ暑さが厳しい中ですが、次第に夕暮れも早くなり

 

少しずつ秋に向かっていることを実感する今日この頃。

 

2024年秋も、もうすぐですね。

 

お洒落に、旅に、スポーツに、アウトドアに、

 

そして、日常に溶け込むアイウェアがあります。

 

 

 

この秋、私たち廣島眼鏡店では特に人気の高いジャパンメイドのアイウェアブランド「NORUT」「ayame」「KameManNen」をピックアップ。

 

豊富なラインナップとバリエーションで皆さまのメガネライフ、サングラスライフをご提案したいと思います。

 

ぜひこの機会に皆さまのお越しを心よりお待ちいたしております。

 

 

Autumn Fashion, Journey, Travel, Sports, Outdoor and Daily Life

 

 

 

 

 

新しい視点と素材で、日常からアウトドアまでカバーするアクティブ派におすすめな「NORUT ノーラット」。

2023年春にデビューしたばかりの新進気鋭のアイウェアブランドです。

当店取り扱いの「JAPONISM ジャポニスム」を手掛けるボストンクラブ社が、福井・鯖江で約30年以上に渡り培ってきた経験と知識を生かし素材や技法、デザインを新たな切り口で提案する新ブランドです。

“型にはまる” という意味の「RUT」に否定語の「NO」を付けた造から生まれたブランド名「NORUT」は、その名の通り常識や定型に収まることなく “型にはまらない” をブランドコンセプトに掲げています。

「NORUT」の試みはまず眼鏡の固定概念を一度崩すことから始まりました。

 

なぜセルフレームの素材にはアセテートが使い続けられているのか?

縮んだり変形したりしない素材はないのか?

 

そうした疑問からまず辿り着いた素材がトロガミドとTR90LXでした。

トロガミドはドイツ・クリアノヴァ社製、TR90LXはスイス・エムス社製の、ともに医療機器にも採用されるナイロン系素材。

アセテートに比べて軽量かつ変形しにくいことが大きな特長です。

その特性は快適な掛け心地へと繋がることに加え、耐衝撃、耐紫外線、耐摩擦性といった強靭さもあり、皮膚や化粧品などに対しての耐性も併せ持っています。

射出成型、切削、ガラ入れ、塗装の工程を経て完成する一本。

トロガミドとTR90LXならではのエッジーでマットな質感がインダストリアルな趣を醸し出し、ヴィンテージスタイルを踏襲しているその意外性がなんとも新鮮な感覚を受けます。

 

そして、第二のポイントは丁番の構造。

 

丁番は隠れているほうがデザインの邪魔をせず美しいのではないか?

ネジの緩みが起きにくいものはできないか?

 

この疑問からフレームに内包された丁番機構を新たに開発。

さらに、ただ隠れているだけではなく、この丁番パーツにはネジを使わないスクリューレスにすることで緩みのない構造である上、βチタン材を使用することでほどよいバネ性による心地よい開閉を生み出しました。

開閉テストは2万回をクリアし、耐久性の信頼も抜群です。

加えて、テンプルはエンドから75mmのところまでステンレス製の芯が入っているため、耳周りの細かな調整にも対応しています。

NORUTデザイナー 狩山晃輔氏の感性から誕生するNORUTコレクションはモデル名やカラー名にも注がれており、きっと遊び心をも感じていただけることでしょう。

 

 

 

「温故知新」をコンセプトに、ユニークな視点と高いデザイン性が魅力の「ayame アヤメ」。

デザイナー兼クリエイティブディレクター 今泉悠氏により、2010年に設立されたドメスティックアイウェアブランドです。

自身の出身地である茨城県潮来市のシンボルの花 “アヤメ(菖蒲)” に “目を彩る=彩目” という想いを重ねブランドネームとして掲げたことが由来となっています。

 

クラシックデザインの素晴らしさに感銘を受けながらも、その源流にある本質的な魅力を捉え、あくまで日本人に掛けやすく、そして、美しく現代的にブラッシュアップしていくセンスに多くのバイヤーやファッションリーダーから絶大な支持を得ています。

世界最高峰の技術を誇る福井を中心に熟練した職人によって、一本一本丁寧に磨き上げられる質の高いプロダクトは道具としてだけではなく、美しさと品格を追求し、さらに、時代感を反映したファッション性を併せ持つayame。

もっと良いものが作れるのなら躊躇せず、色褪せることなく存在するプロダクトの追求と探索をする姿勢は同じモデルであっても常にマイナーチェンジをし続けるスタイルにも現れています。

日常のアイウェアからとっておきの勝負メガネ、普段使いのサングラスまで自在にコーディネートできるayameの世界観をぜひお楽しみください。

 

 

 

ものづくり・メガネづくり福井発世界行きの高い信頼性を誇る「KameManNen」。

創業100年を越える日本製アイウェアブランド「KameManNen」の歴史は古く1917年(大正6年)まで遡ります。

同年、木村菊次郎が福井市で電気式鍍金加工工場「木村製作所」を、当時福井市内で唯一の金属メッキ工場として創業。

1941年(昭和16年)、「株式会社木村製作所」に社名を変更し、眼鏡枠製造をスタートします。

1945年(昭和20年)の終戦ごろから自社製品の製造を本格化し販売も開始。

その自社製品には「カメマンネン」と命名し、国内で初めて眼鏡に商品名(今で言うブランド名)を付け販売したと言われています。

当時は現在のように品質の高い製品を生産することは難しく、「末なく愛用できる丈夫なフレームを作りたい」という創業者からの強い想いから「鶴は千年、亀は万年」のことわざを商品名に引用したことが由来となっています。

 

1946年(昭和21年)、社名を「福井光器株式会社」に変更。

1951年(昭和26年)、商品名カメマンネンを商標登録し、自社製品販売に力を入れます。

1981年(昭和56年)には世界初の純チタン製眼鏡フレームの製品化に成功。

そして、2001年(平成13年)、新素材ゴムメタルを使用した眼鏡フレームの製造を開始します。

さらに、2002年(平成14年)には金型直堀り加工を導入。

常に最先端の技術を取り入れてきましたが、眼鏡業界自体の低迷に伴い経営が悪化。

残念ながら2010年(平成22年)に事業継続を断念しました。

しかし、社内有志によって2008年(平成20年)に設立されていた「カメマンネン株式会社」によってKameManNenブランドの販売は受け継がれ、2013年(平成25年)のパリ・シルモ展ではシルモドールにノミネートされるなど、国内外より高い評価を得ることになりました。

日本製に拘り、細部に至るまで一切の妥協をしない姿勢は現在でもカメマンネン社長でありデザイナーの土山博史氏のもと継承されています。

ぜひ店頭で皆さまのお気に入りの一本をお選びいただけますことを楽しみにお待ちいたしております。